>>5 それは、列車の揺れの周期波の関係で、丁度2両目(機関車を含めれば、3両目)に負荷が集中してしまったかららしい。
無論、この現象は全ての列車でいま現在も生じており、この不可思議な事故の原因は他にある。
まず、正面衝突自体の原因は、
>>1の概要欄の通り、運転士の信号見落としだろう。
もっとも、双方とも衝突時の速度は、ブレーキをかけていたこともあり、徐行程度だった。
ところが、このブレーキに大きな問題があった。学芸高校側の列車は、複雑な運行をしており、事故直前の停車場で牽引する機関車を
それまでとは反対側に連結させ直して再出発しているのだが、この連結の際に機関車と後続車両とのブレーキホースを接続し忘れたらしい。
だから、機関車が衝突の危険に気が付いてブレーキをかけても後続の客車はなかなか止まらないから結局衝突し、負荷のかかった3両目の車両は、
衝突により停止した前方2両に通せんぼをされた上、後続車両からは押し出されることとなり、結果として前方車両が上にのしかかる形となり潰された。
衝突が数秒でも前後にずれていれば、2号車から死者は出なかっただろうし、逆に1号車か3号車が潰れていただろう。
また、事故車両でも、前方に行くに比例して衝撃が強くなり、犠牲者は車両の前半分に集中したはず。
乗った車両と座った座席が、生徒たちの中でも明暗を分けてしまった。